まだまだ暑さが残る9月下旬ごろ、日本大通り駅の改札を出るとなんともいえない(くさい)臭いに気が付きます。そう、銀杏の季節!イチョウ並木といえば横浜公園と象の鼻パークを結ぶ”日本大通”が有名ですが、日本大通り駅の頭上を走る本町通りの両脇にもイチョウの木が植わっていて、乗降客に臭いで秋の訪れを告げてくれます。
銀杏もひと段落した現在(10月中旬)は、まだほとんどの葉が緑ですが、朝晩が冷え込み始めた11月中旬ごろになるとイチョウの葉が黄色く色づき、師走の足音が聞こえてくるころには、歩道も黄金色に染まります。ちょっと風が強い日はびっくりするくらい、こんもりと黄色い落ち葉が積もりますよ。
「もう今年も終わりかぁ」などと呟くころには、きれいさっぱり葉を落とし、枝にはたくさんの冬芽が。年が明けて、春の訪れはこの冬芽がおしえてくれます。
日本大通り駅からアリアまで徒歩5分。本町通りのイチョウを楽しみながらおいでください。