9月某日、都内への外出の帰り道、駅に向って歩いていると、とあるビルの前で「東京都新型コロナウイルス感染症 モニタリング検査」という張り紙を目にしました。

「無料でPCR検査を行っています。今すぐご参加いただけます」との呼び込みにつられ、会場に入りました。東京都が主催しているそうです。

コンクリート壁の空き店舗を利用した会場は、それほど広くありません。私たちの前に並んでいたのは、会社員らしき男性がひとりだけで待つこともなさそうです。

壁に貼ってあるQRコードをスマートフォンで読み取り、メールアドレスなど個人情報を入力すると、検査受付が完了します。次回、同じ検査をする機会があれば、この操作が省略され、時間短縮できます。

席につき、係の人から「唾液採取方法」の説明を受けます。検査結果は3~4日ほどでメールで届きます。陰性証明書の発行はできないそうです。

検査キット

検査スペースに移動し、タイマーを3分にセットします。大きな綿球の検体用綿棒を舌裏に入れ、口に含ませます。3分後、綿棒を容器に入れ、棒を黒い印が書いてあるところで折り、蓋をして容器の表面をアルコールシートで拭き、提出します。

『東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング検査』ですが、駅前、繁華街、空港、大学等で行われていて、検査場所は「特定の検査対象」以外の人の流出や風評被害を避けるため非公表とのこと。

比較的感染リスクの高い人流のある場所、交通路線などで検査を実施し、感染の予兆を探知しているようです。

半年ぶりに東京に行きました。このような形でコロナ感染予防の取り組みが行われてることは知りませんでした。    偶然にもPCR検査を無料で受けることができました。

検査結果は翌日の夕方にメールが届き「陰性」を確認することができました。

結果を見て陰性が英語で「negative」ということを初めて知りました。           陽性は「positive」。日本語で使っている「ネガティブ」のマイナスなニュアンスが頭に浮かび、英語の結果だけ見ると一瞬、頭が混乱しました。

陰性であっても明日はどうなるかわかりません。

引き続き、感染予防を心掛けた生活を続けます。

水に濡らして絞り、首に巻く           「熱中症予防タオル」をいただきました
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